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by Qumi-2008
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吐月峰柴屋寺にて


吐月峰柴屋寺にて_f0186156_16331348.jpg


静岡市は丸子にある「吐月峰柴屋寺」に出掛けてきました。

「和」が好きになったきっかけとなった「和楽」といううつわ屋さんがあったり
お茶はもちろん、とろろ汁も名物で、ちょっと散策するにはピッタリの場所。

吐月峰柴屋寺にて_f0186156_172149.jpg


こちらのお寺は、周囲の景色を借景とした枯山水のお庭で、池の周りの石は
北斗七星に合わせて並べられ、京都から移植した竹薮から覗く満月が池に
反映されるという、小さな庭園でありながらも宇宙を表現した独創的なお庭でした。


桜の蕾もほころび、ようやく春めいてきた庭をしばし眺めていました。



吐月峰柴屋寺にて_f0186156_17122334.jpg
悲しみやら不安やら恐怖やら・・・
ここのところ、心の中に吹き荒れていたものが 
ようやく静かに、おなかの下の方に落ちて・・・
肩の力もふっと抜けたかな。




地震や津波が恐い、自然の力には到底かなわない。
けれど私達はその中の一部として共存し、日々を送っている。

自然に怯えながらも、こうして自然に癒され
また朝日は上り、陽は落ちていく・・・・

何があっても、それは繰り返される。







・・・そんな事をぼんやり考えていました。








東日本大震災によせて・・・


ウマイこと書こうと思ったとしても、ウマイこと書けません。
格好いい事を書く気も毛頭ありません。
ブログを書いてる以上、発信者ではありますが、
一個人の、これは記録、あくまでも日記にすぎない事を先にお断りして・・・



今回の震災において、色々なことを考えたり、感じたりしました。
大抵の日本国民はそうだったでしょう。

最初の頃はショックの方が先で、言葉にならないというか
亡くなった方の無念さ、苦しさを思うと心が締め付けられるようでした。

色々と個人的にはありますが、一番考えるのが
いま自分に何ができるか?ということかな、と思います。

「自分の信念に従って、それぞれに頑張ること。」

簡単に出した答えのようですが、やっと行き着いた私自身の結論です。

テレビでも、お笑い番組や歌番組など、少しずつ放送されるようになりました。
正直、まだまだ違和感があります。
実際に被災された方達には、どんな言葉も、どんな音楽も、今は心に響かないでしょう。

でも。


それを止めずに、私達は多少の違和感を感じながらも、笑ったり、普通に生活することが
今一番大切なのかな、と思います。

自粛も日本人らしいとは思いますが、目標の基準は常に明るく、高くもつべきだと。

いつか被災された方が、この悪夢のような現実を受け入れなければならない時がきます。
つらくても、それを背負い、生き続けなければならないことに気づき、一歩を踏み出す時が。

その時に暗い世の中よりも、夢や希望、笑顔に満ちた世の中であるほうがきっと
歩きやすいはず。

私は、私の信念に従って頑張ろうと思いました。
テレビで歌をうたったり、お笑いをやってる人と同じように。

それが他人から見て、足りない、とか偽善的とか、まだ早いとか、どう評価されようとも。


それともうひとつ。


地震・津波という自然災害の真逆に位置する、原発事故。
それにより、節電しなくてはならないという事実。

やはり、私達は自然の一部であること、自然と共存してるということを理解し
もっと、自然について、地球について真剣に考えなければならないんだと思いました。
by Qumi-2008 | 2011-04-03 16:32 | おでかけ